【26年最新】村治佳織の現在は?病気からの復帰と今の活動を調査
クラシックギタリストの村治佳織さん。
テレビやラジオでもおなじみの、日本を代表するギター奏者です。
「題名のない音楽会」などにゲストとしてたびたび呼ばれてきた方ですが、長く休養をしいられていました。
2022年にも「健康上の理由」として再度の休養のため公演の中止や、代役での公演が発表されています。
あのあと戻ってこられたのか。
いまはどこで聴けるのか。
など、気になった方も多いのではないでしょうか。
- 村治佳織さんの現在は?
- 村治佳織さんの病気は何だったの?
- 村治佳織さんの弟・村治奏一さんとの関係は?
これらについて調査していきます。
村治佳織の現在は?【2026年10月最新】
いま引き受けている仕事、テレビとラジオで会える場所、そして2026年の残りの公演日程。
この3つを順に押さえていきます。
村治佳織さんは現役のギタリストとして、2026年も全国でリサイタルを続けています。
長い休養に入ったのは2013年と2022年の2度。
いずれも乗り越えていて、2026年の村治さんはコンサート・CD・テレビで活動されています。
2025年10月には、約7年ぶりのオリジナル・アルバムを出しました。
2026年は放送中のNHK大河ドラマにも、音楽で関わっています。
2度の長期休養を経験してなお第一線での活動を再開できていることはかなり凄いことですよね。
いま何をしているの?
いちばん大きい仕事は、NHK大河ドラマです。
2026年9月27日、村治さんのオフィシャルサイトでこう発表されました。
現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』 紀行コーナーのテーマ音楽を村治佳織及び弟・村治奏一の村治姉弟で担当することになりました。
大河ドラマの紀行は、本編が終わったあとに流れる数分のコーナー。
その音楽を、姉弟2人のギターで担当しています。
毎週日曜に全国へ流れる枠ですから、名前を知らないまま村治さんの演奏を聴いている人も多いはずです。
もう一つの柱はリサイタルで、2026年は2月7日の京都コンサートホール「ギター万華鏡」、4月の北海道ツアー(札幌・苫小牧・音更)、5月16日の東京・第一生命ホールと各地を回っています。
自身のYouTubeチャンネル「村治佳織 CAVATINA Channel」も持っていて、その開設を告げたのが、この動画です。
チャンネルの紹介文には、旅・ファッション・メイク・語学・アートと、音楽以外の分野が並んでいます。
テレビやラジオで見られるの?
見られます。
2025年から2026年にかけて確認できた出演は、このあたりです。
- NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』紀行コーナーのテーマ音楽(村治奏一さんと共同)
- NHK「NHK短歌」出演(初回放送2026年9月20日、再放送9月24日)
- BS朝日「自分流~‟知”の探求者たち~」出演(2026年6月20日放送)
- J-WAVE「HOLIDAY SPECIAL ANA HOLIDAY AIR CURRENT」出演(2026年2月11日)
- テレビ朝日「題名のない音楽会」出演(2025年9月27日「ニュー・クラシックを演奏する音楽会」)
大河の音楽、短歌の番組、ドキュメンタリー、ラジオの特番、そしてクラシックの音楽番組。
なかでも「題名のない音楽会」は2006年から名前が並んでいて、「楽器を知る休日〜ギター編」のようなギター特集の回にも呼ばれてきました。
話し手としても出演の機会が増えているようで、これはYouTubeなどで話す機会が増えたことも関係しているのかもしれませんね。
2026年のコンサートはどこで見られる?
秋から冬にかけても日程が詰まっています。
2026年10月以降で確認できたものを並べます。
- 10月4日(日)東京・銀座ブロッサム中央会館ホール(映画音楽を中心にしたリサイタル)
- 10月17日(土)新潟市秋葉区文化会館ホール「ギターリサイタルinAKIHA」
- 11月25日(水)大阪・フェスティバルホール
- 12月5日(土)佐賀・鳥栖市民文化会館 大ホール
- 12月13日(日)千葉・スターツおおたかの森ホール(村治奏一さんとのギター・デュオ)
東京・新潟・大阪・佐賀・千葉と、2か月ほどで会場が全国に散っています。
2度の長い休養をはさんだ人の秋冬とは、ちょっと思えない本数ではないでしょうか。
なお会場や開演時間はプレイガイドによって表記が分かれている日程もあったため、行かれる方は公式サイトで確認してください。
村治佳織の最新アルバムは?
7年ぶりの新作は、ゲーム音楽集でした。
ファイナルファンタジーやゼルダの伝説を、クラシックギターで弾いた1枚です。
どんな作品で、誰と録って、賞レースでどこまで行ったのかを見ていきます。
2025年10月17日発売の『エターナル・ファンタジー』で、ゲーム音楽集という新境地に出ました。
発売元はイギリスの名門レーベル、デッカ(DECCA)。
ユニバーサル ミュージックの公式サイトは、新作の発表時にこう書いています。
約7年ぶりの新作は、新境地ともいえるゲーム音楽集!
デッカに移ってから16作目にあたります。
長く組んできたレーベルで、初めてゲーム音楽だけの1枚を作りました。
16枚目で新しいことをやる人は、そう多くないと思います。
『エターナル・ファンタジー』はどんな作品?
ゲーム音楽をクラシックギターで弾いた作品集です。
収録されているのは「ティファのテーマ(ファイナルファンタジーVII)」「ゼルダのララバイ」「ナット・トゥモロー(サイレントヒル)」など。
ファイナルファンタジー、ゼルダの伝説、サイレントヒル、ポケットモンスター、キングダムハーツと、作品の幅が広いんです。
特徴は、1本のギターで通していないところ。
5本のクラシックギターを曲ごとに使い分けて録音しています。
ギターを持ち替えるというのは、音色そのものを曲に合わせて選び直す作業。
1枚のアルバムで、それを5本分やっています。
通常盤はSHM-CDで3,300円(税込)、初回限定盤はUHQCDとDVDの組み合わせで4,400円(税込)。
初回限定盤のDVDには「ザナルカンドにて」のミュージックビデオと、本人がアルバムを語るインタビューが入っています。
誰と共演しているの?
2人です。
フルートのCocomiさんが1曲、そしてギターの村治奏一さんが4曲に参加しています。
「ワルツ・イン・ザ・レイン(Sky 星を紡ぐ子どもたち)」は、この3人での録音。
姉弟が同じアルバムに名前を並べました。
前の作品からどれくらい空いたの?
約7年です。
7年という数字は、単に間隔が長いという話ではありません。
あいだに2022年の休養が入っているので、この7年は「作らなかった7年」ではなく「作れない時期を含む7年」でした。
その1枚にどう向き合ったのか。
レコーディングに密着した動画がこちらです。
アルバムは賞を取ったの?
受賞には届きませんでしたが、ノミネートされています。
2026年4月30日、ユニバーサル ミュージックの公式サイトがこう告知しました。
アルバム『エターナル・ファンタジー』が、MUSIC AWARDS JAPAN 2026「最優秀クラシックアルバム賞」にノミネートされました。
同じ部門に並んだのは、フジコ・ヘミングさん、久石譲さん、葉加瀬太郎さん、辻井伸行さん。
6月13日の授賞式では、同部門の受賞は久石譲さんの『Joe Hisaishi Conducts』と報じられています。
ゲーム音楽集が、クラシック部門の5組に残りました。
そうそうたる顔ぶれのなかに名前が並んでいます。
村治佳織の病気は何だったの?
村治さんの長期休養は、1度ではなく2度あります。
2013年の舌腫瘍と、2022年の「健康上の理由」。
混同されやすいこの2つを分け、復帰の時期と、支えになった人まで追います。
2013年に舌腫瘍で休養して2014年に復帰し、2022年にも健康上の理由で再び休養しています。
「甲状腺」や「舌がん」と混同されることがありますが、2013年に発表されたのは舌腫瘍です。
オリコンは当時、記事の見出しでこう伝えました。
ギタリスト・村治佳織、舌腫瘍で長期休養へ 公式サイトで発表
「舌腫瘍」とだけ公式から公表されています。
ただ、ネット上には「舌がんだった」と書いた記事もありますが、本人や事務所がそう発表した事実は確認できませんでした。
舌腫瘍で休養したのはいつ?
2013年7月です。
自身の公式サイトで長期休養を発表し、予定されていた公演や活動は取りやめになりました。
休むという判断について、村治さんはこう説明しています。
今はじっくり体に休息の時間を与えることが、一番大事なことではないか
ギターを弾くのに舌を使うわけではありません。
それでも、1年以上ステージを離れることになりました。
なお休止はこれが初めてではありません。
2005年と2011年には、右手後骨間神経麻痺という神経の障害の治療で、一時的に活動を止めています。
復帰したのはいつ?
2014年9月16日です。
映画『ふしぎな岬の物語』のジャパンプレミアに登場し、テーマソングを生演奏しました。
休養の発表から1年2か月ぶりの舞台でした。
このときの言葉を、オリコンが伝えています。
戻ってくることができた
復帰の第一歩は、自分のリサイタルではなく映画のプレミアでした。
2022年にも長期休養していたの?
していました。
2013年の舌腫瘍ほど知られていませんが、こちらのほうが最近の話です。
2022年7月、村治事務所の名義で演奏活動の休止が告知されました。
この度、村治佳織は健康上の理由により7月18日以降一定期間演奏活動を休止させていただくことになりました。
このときは病名が公表されていません。
発表されたのは「健康上の理由」までです。
影響は実際の公演に出ました。
- 7月31日の堺市のデュオコンサートは、鈴木大介さんが代役で出演
- 8月27日の江別市公演は、弟の村治奏一さんが代役で出演
- 10月9日のサントリーホール「村治佳織ギターリサイタル2022」は公演中止
サントリーホールの公演ページにも、村治さんの健康上の理由による中止だとはっきり書かれています。
デュオ活動10周年の記念公演でした。
では、いつ戻ってきたのか。
公式サイトの告知では、まず演奏会以外から動き出していたことが分かります。
健康体にてSNSや動画撮影、クローズドでの演奏など、活動を再開しております
そして2023年はデビュー30周年の年でした。
5月に東京・第一生命ホール、8月に八ヶ岳高原音楽堂、10月に読売日本交響楽団との共演と舞台に戻り、10月18日にはファン投票で選ばれたベストアルバム『Canon〜オールタイム・ベスト』をリリース。
12月2日・3日には、紀尾井ホールでデビュー30周年記念リサイタルを開きました。
休止の告知から1年半で、30周年の記念公演まで戻しています。
闘病を支えたのは誰?
女優の吉永小百合さんです。
村治さんは2017年8月、吉永さんに支えてもらったことを明かしています。
デイリースポーツはそのときの言葉を、こう伝えました。
感謝してもしきれない
『ふしぎな岬の物語』は吉永さんの主演作です。
復帰の舞台にこの映画が選ばれた理由も、このつながりで見ると納得がいきます。
2度の休養を経た村治さんは、インタビューでこんなことも話しています。
心って1秒で変えられると思う。1秒で明るくも、暗くもなれる
2度の休養をはさんだ人の言葉です。
村治佳織の弟・村治奏一はどんな人?
村治さんを調べていくと、必ず出てくるもう一人のギタリストがいます。
弟の村治奏一さん。
どんな人なのかと、姉弟で組んでいる仕事を、続けて追います。
弟も同じギタリストなの?
同じです。
村治奏一さんは1982年7月14日生まれ、東京都出身。
姉の佳織さんと同じく、父・村治昇さんの指導で3歳からクラシックギターを始めています。
姉が師事していた福田進一さんに学んだあと、小学校高学年から鈴木大介さんに師事しました。
同じ父に教わり、同じ先生に学び、そこから別の師につく。
近い道を通りながら、途中で分かれているのが面白いところですよね。
姉弟で一緒に活動しているの?
2026年は、かなり一緒にやっています。
確認できたものを並べます。
- NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』紀行コーナーのテーマ音楽を2人で担当
- アルバム『エターナル・ファンタジー』で4曲に奏一さんが参加
- 2026年9月5日、さいたま市プラザイーストの公演に奏一さんがゲスト出演
- 2026年12月13日、千葉・スターツおおたかの森ホールで姉弟のギター・デュオコンサート
録音でも、舞台でも、放送でも組んでいます。
2022年に姉が休んだとき、江別市公演の代役に立ったのも奏一さんでした。
村治佳織さんの現在を追うと、必ず奏一さんの名前が出てきます。
村治佳織はどんな経歴でギタリストになったの?
最後に、ここまでの活動の土台になっている部分を押さえておきます。
通っていた学校、デビューまでの道筋、そして海外レーベルとの契約。
この3つです。
生まれは1978年4月14日、東京都出身。
2026年10月現在で48歳になります。
学校はどこに通っていたの?
中学・高校は女子聖学院です。
東京都北区にある女子校で、学校の公式サイトも村治さんを卒業生として紹介しています。
【卒業生】村治佳織さんが来校されました
高校を出たあとは大学に進まず、パリのエコール・ノルマル音楽院へ留学しました。
15歳でデビューしているので、高校生のときにはすでに演奏家でした。
学業と演奏を並行させたうえで、進路に音楽院を選んでいます。
ギターを始めたのはいつ?
3歳です。
ギター教室を営んでいた父・村治昇さんの指導で始め、10歳からは福田進一さんに師事しました。
1993年、15歳のときに津田ホールでデビューリサイタルを開いています。
3歳で始めて15歳でデビュー。
物心がつく前から、そばにギターがあったんですね。
その初舞台のことを本人が語っているのが、この番組です。
DECCAとの契約はどんなもの?
2003年、イギリスの名門クラシックレーベル・デッカと長期専属契約を結びました。
日本人としては初めてのことでした。
クラシックの世界で海外メジャーレーベルと長期専属を結ぶのは、演奏家にとって大きな節目です。
2025年の『エターナル・ファンタジー』がDECCA移籍後16作目。
この関係は20年以上続いています。
20年で16枚。
2度の休養をはさんで、この関係が続いています。
まとめ
2026年10月時点で確認できたことを整理します。
- 村治佳織さんは現役のクラシックギタリストとして活動中で、2026年も全国でリサイタルを行っている
- 2026年9月27日、放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』紀行コーナーのテーマ音楽を弟の村治奏一さんと担当すると発表された
- 2026年はNHK短歌(9月20日初回)、BS朝日「自分流」(6月20日)、J-WAVEの特別番組(2月11日)にも出演している
- 2026年10月17日に新潟市秋葉区文化会館、11月25日に大阪・フェスティバルホール、12月5日に鳥栖市民文化会館で公演が組まれている
- 2025年10月17日に約7年ぶりのオリジナル・アルバム『エターナル・ファンタジー』をDECCAから発売した
- 同作はゲーム音楽集で、5本のクラシックギターを使い分け、Cocomiさんと村治奏一さんが参加している
- 同作はMUSIC AWARDS JAPAN 2026の最優秀クラシックアルバム賞にノミネートされ、受賞は久石譲さんだった
- 長期休養は2度あり、1度目は2013年7月の舌腫瘍。2014年9月16日にステージへ復帰した
- 腫瘍が良性か悪性かは公表されていない
- 2度目は2022年7月18日からの休養で、理由は「健康上の理由」までしか公表されていない
- このとき堺市公演は鈴木大介さん、江別市公演は村治奏一さんが代役に立ち、10月9日のサントリーホール公演は中止になった
- 2023年に舞台へ戻り、同年12月にデビュー30周年記念リサイタルを紀尾井ホールで開いている
- 1978年4月14日生まれの48歳、東京都出身。女子聖学院中学・高校を経てパリのエコール・ノルマル音楽院へ留学している
2026年の村治佳織さんは、2度の休養を抜けたあとの活動がいちばん広がっている時期にいます。
クラシックの本流を歩きながら、ゲーム音楽という入口を新しく作った。
そこへ大河ドラマの紀行音楽が加わり、弟の奏一さんが録音と舞台の両方で並んでいる。
長く聴いてきた人にも、ゲーム音楽や日曜夜の数分で知った人にも、入口があります。
次の新作と、来年の公演を楽しみに待ちたいですね。
新しい情報が入り次第、この記事にも追記していきます。
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